
ジビエに興味があるならぜひトライしてみてほしい!数々の肉を取り揃える「 マタギ東京 」さん
2025年のゴールデンウィークのある日、ずっと行きたかったとあるお店へ。
JR総武線の錦糸町駅南口からダッシュで1分(食べログにはそう書いてあるw)、北海道ジビエ酒場「 マタギ東京 」さん。
それは、北海道のジビエ料理や郷土料理を提供してくれる居酒屋?さんなのである。
北海道のエゾ鹿やヒグマ、カエルやスズメ…などなど実にいろーんなお肉が食べられる、素敵な店なのだ。
X(Twitter)でマタギ東京さんをフォローしていて、いつもジビエの美味しそうな写真が流れてくるので、前々から行ってみたいと思っていたので満を持して行ってきたわけだよ!!
※文面から、お店の方の人のよさが出ていたのもあり。
※X(Twitter)でよく流れてくるのが熊の手の煮込みの写真で、かなりインパクト大だから、X(Twitter)の方もぜひみてみてほしい!なんかすごいから!
ちなみに、信号が青で足が速かったら錦糸町南口からダッシュで1分は可能かもですw
ジビエ話ばっかりしてるから今更だけど、ジビエとは狩猟で得た野生の鳥獣肉のことです。
自然の豊かな地方では、古くからマタギ(猟師)文化とともにジビエ料理が根付いてる。
先日も熊肉食べたけど、今回ももちろん食べるぞ!
熊肉食べられる店ではなるべく食べる!
お値段張るけど食べる!
美味しそうなもの多すぎて困る…何とか注文を決めて、いざ実食!!
お店に着くと2階に通される(2階席もあるんだね!)。
席と席の間が意外と広い、ありがたし。
店内は大人気漫画・アニメのゴールデンカムイのグッズや作者である野田サトルさんのサインなどがある。
ゴールデンカムイは北海道ジビエ漫画だもんね!(違う)
でも、確かにマタギ東京さんとはかなり親和性のあるコンテンツだよね。
ゴールデンカムイまた読みたく・見たくなってきたな…いや、話がそれるからその件は置いておこう。。
メニューを見る。
ぶち上がる。
選べない!!
食べたいものが多すぎる!!
やはりいろいろなお肉を食べたいという気持ちで来店したので、胃の容量をそちらに割きたい。
と、思いきや、肉以外も美味しそうなものが多すぎる。
そうか…ジビエにばかり気をとられていたが、「北海道」と言う文脈でもメニューがあるわけで…。
函館イカの塩辛、子持ちヤリイカ、ホタテのチーズ和え、馬鈴薯コロッケ、天然ブクサ醤油漬け(えっ?ブクサってなになに??知りたい知りたい)…お肉以外の誘惑が多いのよ。。
従って、この時点でリピート決定。
(味はこの雰囲気ならば美味しいに決まっていると確信)
誘惑と闘いながら(なるべく)初志貫徹でお肉関連メインで注文を完了!
さぁ、食べたものを紹介するよ!(順番は違ったかもです)
とうきび揚げ(480円)
早速肉じゃねーじゃねーか!
…でも食べたかったんや。。
ふわっと揚がっている(バリッとではなくて)。
とうもろこしの甘みがぎゅっと詰まっていて、でも、塩が効いていて最高。
これだけ延々と食べているのでも幸せ。
大きめのかけらと小さめのかけらがいろいろある。
小さいかけらは、ちまちまとつまみとして食べるのにちょうどいい!
スプーンを添えてくれるのが気遣いを感じる。

すずめの素揚げ(500円)
お顔までしっかり残っていて、とってもスズメ感がございました。
(メニュー表に写真があるから当然知ってはいたのだけれど(以下略))
身の部分があまりない鳥だから、どんな感じなのか興味がわく。
やはり肉は少ない。
小さい骨もまとめてバリバリと食べる。
骨は硬いところは少し残しました。
(歯に自信がある人なら全部いけるかも?)
お味はというと、肉部分が少ない・内臓もまとめて食べるからだろうけど、少し苦味があってレバーのような風味もする…ような気がする。
んんん〜面白い!

カエル丸揚げ(980円)
蛙って、中華料理の炒め物?煮物?でしか食べたことがなかったかも。
丸揚げは初めてだなぁ〜。
料理が運ばれてきて、まず思ったのは、うん、とてもセクシーw
なんかむっちりしてましたw
(メニュー表に写真があるから当然知ってはいたのだけど、想像以上でした、ふふ)
美味しい!
竜田揚げの様な感じだろうか?カリッと揚がって、味がしっかりついていて、これはいい!
蛙肉だから鶏肉と白身魚の間のような、そしてあまりクセのないお肉なわけだけど、これは揚げているからなのか、今まで食べてきたものより水分が飛んでぎゅっとしているような気がするな。
つまりより鶏肉寄りかも?と感じた。
今まで蛙肉はそんなに優先度高くなかったけれど、これはまた食べたい!これ好き!

名物!マタギ盛り エゾ鹿肉ロースとモモのステーキ盛り合わせ 香草バターソース フライドポテト付き(1-2人前2480円)
肉っぽいフェーズに入ってきました。
名物は頼んでおかないとね。
いろいろ食べたい関係で最も小さい1-2人前で注文。
エゾ鹿のモモとロースどちらも味わえるのが嬉しい一皿。
ちゃんとお店の方の話を聞いてないから、どっちがロースでどっちがモモかわからなくなるちゃたろうであった。
どちらも赤みが強い。
もう片方より少し柔らかいのが恐らくロース。
ロースですらかなり脂身が少なく、あっさりした味わい。
そして鹿肉はクセはあまり強くない(よね?)。
でも物足りないって味じゃない。
そこにはちゃんと肉の旨みがある。
体にいいお肉を食べてる感。
そして、カンガルー肉を思い出す(マタギ東京さんにもカンガルーのステーキがあります!…ほんとなんでもあるな…)
そうそう、忘れてはいけない。
香草バターソースのこと。
これ、すごく気に入りました!
ほんのり、酸味があって(ワインビネガーかなぁ?)鹿肉ととても合う。
すごく考えられたバランス!
香草は何を使ってるのだろう…?パセリなのでは…と思ったけどちがうかなぁ?
うわー、こういうソース作ってみたいなぁ。
(なんかソースってうまくできないのだよね…作ってる時とお肉に合わせた時の味が違って感じるというか。。なんで?)

桜肉のタルタルステーキ メルバトースト付き(1680円)
桜肉、つまり馬肉のタルタルステーキ。
食べるでしょ。
メニューの写真だと赤っぽい感じだったけれど、実際には結構白っぽい。
パセリが振られてるのが素敵。
メルバトーストってなんだろう…て思ったけど、この薄くてカリカリのトーストということらしい。
これに乗せて食べるってことだね!
さてさてお味…うま!(馬肉だけに!)
タルタルステーキがそもそも好きと言うことを差し置いても美味しい…。
酸味が効いてるのがさっぱりしてていいなぁ。
ケイパーの酸味かな?マスタードの様な風味がする様な気もするけど…わからぬ。
パセリと相性よし。
そして、長ネギ入ってる?玉ねぎじゃないような?←めちゃいい感じ。

これ、薄くてカリカリのメルバトーストにのせてたべる理由がわかった…。
…うまいからだ!!

北海道産ヒグマ肉ステーキ(4800円)
さて、とうとうヒグマがやってきましたよ。
今回も奮発して注文しちゃいましたよ。
先日のラ・ファミリアさんと比べると、脂身は薄め。
わさびで食べる。
なかなか切れなかったので硬いのかな…と思いきやそんなことない。
むしろ今まで食べた熊肉のなかでは柔らかめ。
そして、これはとてもびっくりしたのだけど、熊肉だけどクセがかなり少ない!?
噛み始めた時にはあまりクセを感じなくて、だんだんと旨みとともにワイルドな風味が出てくる。
もーちーろーん美味しい。
最初からガツンとくるイメージだったので驚いた。
狩猟後のお肉の処理のうまさなのか個体差なのかシェフの腕なのか全部なのかわからないけど…個人的にはジビエ初心者は癖の少ない鹿肉などから食べてみるのがいいかなと思っていて、熊肉はジビエに慣れてからの方がいいと思っていたけど…これならジビエ初心者の方でもトライしやすいかも!?
あーびっくりした。
すごいなぁまだまだ発見があるなぁ、楽しいなぁ、美味しいなぁ。

和風フォアグラご飯(1600円)
お肉メインで食べるつもりだったので、何か〆を食べるつもりはなかった。
メニューを見るまでは。
二度見したよ私は。
和風フォアグラご飯だと!?
はぁ!?けしからん食べたい!!
甘辛いタレがかかったフォアグラがご飯の上に鎮座。
甘辛いタレとご飯だけでも食べられるタイプとしては見ただけで美味しいのが分かる。
が、これまたこのフォアグラが美味しくて。。
なめらかでジューシー?で、クセもなくて洗練されてるというか。。
えぇ…また食べたいかも…お財布が心配。

さいごに
他にも頼んだものがあったり、飲み物も美味しかったりするものの、書ききれないのとまたもや写真を忘れてしまったので割愛!
ごめんなさい!
…つい食べるのに集中してしまう。。
他にも食べたかったものが沢山ありすぎるので絶対にまたくる。
とっても美味し&楽しかったです、ごちそうさまでした!