
鹿肉、食べます?
ちゃたろうはジビエ大好きなので、鹿肉も結構好き。
飲食店で見かけたら注文しちゃう。
ジビエの中では割とポピュラーだしね。
おうちでもジビエ楽しみたいよね、ってことで以前にも鹿肉を料理したことがある。
※ジビエ調理シリーズ
だけどさぁ、もうちょっと気軽に鹿肉を楽しみたいのよねぇ。
鹿肉のブロックを買ってきて、下処理して、焼き加減を見ながらローストして……
とかではなくて。
ローストは「今日はがんばってご飯つくるぞ!」って感じの日にやるものなのよ。
最近忙しくてなかなかエンジンかからないのよ。
でもなんか変わったもの食べたいんですよ。
人間というものはわがままなのですよ。
そんなことを考えながら楽天市場を徘徊していたところ(徘徊しがち)、見つけました。
鹿肉のしゃぶしゃぶ用スライス。
…鹿肉…しゃぶ…しゃぶ!?
その手があった…か…?
いや、ありなのかそれ???
初めて聞いたぞ。
鹿肉って淡白すぎて鍋に合わないような気が…いやまて… … …うん、これはいける、この計画はうまくいけば美味しくなるイメージが沸く!!
楽しそう!!
というわけで今回は、北海道産のエゾシカ肉をお取り寄せして、鹿しゃぶを作ってみました!
北海道産エゾシカ肉1kgを(ロース肉約500g+モモ肉約500g)楽天市場で購入!
今回購入したのはこちら。
【北海道産】エゾシカ肉 鹿しゃぶ1kg(ロース肉約500g+モモ肉約500g)
北海道産エゾシカ肉の、
- ロース肉:約500g
- モモ肉:約500g
- 合計:約1kg
という鹿肉しゃぶしゃぶ用セット。
2026年8月確認時点で3,580円・送料無料。
※価格・送料等は変更される可能性がありますので、購入時に商品ページをご確認ください。
1kgで3,580円なので、単純計算すると100gあたり358円。
鹿肉というと「ジビエ=珍しい=高級」というイメージがあるかもしれないけど、ものすごく高いという感じでもない。
(鹿肉ローストの時も同じように思った)
スーパーでちょっといい牛肉を買ったら、このくらいすることあるもんね(安いのしか買わないけど!w)。
もちろん肉の種類が違うので単純比較はできないけど、たまに家でちょっと変わったものを食べてみるという用途なら、手を出しやすい価格帯だと思う。
美味しいし、栄養価も高い、ジビエといえどもクセがないお肉だから、もっと人気が出てもいいと思うんだよね。
話を戻そう。
商品情報によると北海道産のエゾシカ肉で、冷蔵または冷凍、精肉は真空状態で配送されるとのこと。
そして届いたものを流水解凍したものがこちら。

おお。
こうして見ると牛肉や馬肉に近いようにも見える。
全体的にかなり赤身が濃い。
赤黒い。
ロース(左)とモモ(右)で見た目も結構違うね。
ロースにはちょっとだけ脂身がついてる。
…「しゃぶしゃぶ」っていうシールがなんだか…味わい深いw
鹿しゃぶの具材を準備しよう!さーて何が合うかな…?
さて。
せっかくしゃぶしゃぶにするので、お野菜もいっぱい食べたい。
ていうか、野菜を食べることでカロリーゼロになるので(え?)是非たくさん食べたいところだ。
今回用意したのはこちら。

左上から、
しらたき、木綿豆腐、ネギ(白髪ネギで!)
小松菜、にんじん、大根、
セリ、えのき(なんとなく茶色いやつが合いそうな予感)、しめじ、まいたけ、ミョウガ。
色々試してみたくて、めちゃくちゃ具だくさんになってしまった…。
大根とにんじんはピーラーで薄くしてみました。
しゃぶしゃぶだからね!
ネギは絶対白髪ネギがいいと思う!
しゃぶしゃぶだからね!
野菜もしゃぶしゃぶしたいからね!!
そして個人的に今回とても重要だと思っているのが、セリ。
後ほど詳しく書くけど、鹿肉とめっちゃ合いました。
今、旬じゃないから高かったけど買ってよかった…ありがとう神様。
本当は春菊も試してみたかったんだけれど、やはり季節はずれのせいか売ってなかった。
ネギもたっぷり。
ミョウガも入れて、全体的にちょっと香味野菜強めの布陣です。
なんか合う気がするのよね。
きのこ類も、えのき・しめじ・まいたけと3種類投入。
きのこは食べるためでもあるけど、鍋の出汁を美味しくする要員としても優秀だからね。
んん~なんか、鹿が飛び跳ねる山のイメージだ。
鹿肉を開封!ロースとモモを食べ比べてみよう
お肉を開封してお皿に並べてみる。

色が濃い!
見るからに赤身肉。
今回はロースとモモの2種類が入っているので、食べ比べられるのも楽しいところ。
牛しゃぶや豚しゃぶなら日常的に食べるけど、鹿肉を鍋の横にドンと置いて、「さあ鹿をしゃぶしゃぶするぞ」という状況はなかなかない。
ちょっとテンション上がる。
出汁は白だし+酒だけ。鹿しゃぶ、やってみよう!
鍋はあまり複雑にせず、お湯+白だし+酒。
以上!

せっかくなので鹿肉そのものの味も楽しみたいし、野菜やきのこからも味が出てくるので、最初はあっさりめでスタート。
というか、基本的に手元で色々な調味料を試したいので鍋の出汁は薄味でいいのだ。
沸いてきたらまずは鹿肉だけを味わってみたい。
故に鹿肉のみ投入!
しゃぶ……
しゃぶ……
……といいつつ、鹿肉なので中心まで十分に加熱していただきます。
※ジビエは生食や加熱不十分を避け、中心部までしっかり加熱しましょう。
火が通ると、濃い赤色だった鹿肉がこんな感じに。
いよいよ実食!

鹿しゃぶ、いただきます!
まずはそのまま山椒醤油で …はい優勝!
今回、つけだれは4種類試しました。
自家製山椒醤油・柚子胡椒・ポン酢・ごまだれ。
まずは自家製の山椒醤油。
我が家で仕込んでおいた山椒の実がゴロゴロの山椒醤油。
山椒の爽やかな香りがいいんだ。
実は一層爽やかで個性派。

これを鹿肉につけて……

うっっっっっっま。
はい、すみません。
今回、4種類のつけだれを用意させていただきましたが、今回の優勝、いきなり決まりました。
鹿肉×山椒醤油、最高に合う。
鹿肉自体は豚肉のような脂の甘さで食べさせる感じではなく(脂身がほぼないからね)、赤身肉の旨みを楽しむタイプ。
そこに醤油の旨みと塩気が、さらに山椒の香りが鼻を突き抜けていく。
山椒って不思議だよね。
上品な風味を演出する場合もあるけど、今この瞬間はこの香りが野性的に感じる。
その野性味が鹿肉の味となんと合うことか!!
これはいいぞ!!
山椒醤油が家にある人が世の中にどれくらいいるか分からないけど、鹿しゃぶをするならぜひ試してほしい。
市販してるものなのかしら…あまりお店では見かけないけども。
なんなら山椒醤油を作ってでも試すべきだ。
ネギときのこを巻いて食べるのもめちゃくちゃいい…っていうかどの具も全部うまい
お次は鹿肉にネギやえのきを巻いて…(絵面がぐちゃぐちゃでごめんなさいw)。

これもいい!
いろんな具と食べてみる…どれもうまい。。。
食べ進めていくうちに気づいたことがある。
鹿しゃぶって、肉をガツガツ食べる鍋じゃないのかもしれない。
というのも、鹿肉は豚しゃぶより脂が少なく、かなりさっぱり。
その分、豚肉の脂身から出るような強いコクや甘みは控えめなんだけど、赤身肉そのものの旨みがある。
だからネギ、セリ、きのこなどと一緒に食べたときに、野菜の味を消さないし、赤身の肉らしい旨味が土台として機能して野菜やきのこが一層美味しく食べられるというか…野球で例えるならキャッチャー?(意味不明)
伝わるかなー…他の肉でしゃぶしゃぶする時よりも野菜の味が活きるんですよ。
特に、脂の旨味を楽しむ豚しゃぶとかとは大きく異なる。
それと、脂身がないからさっぱりしている。
だからものすごくたくさん食べられる!!
カロリーも低いのかな…と期待するちゃたろうであった。
ロースとモモの違い
そういえば、ロースとモモがあるのよ。
違いは見たまんま、脂身があるかないか。
ただ、豚肉とかと違って、僅差かも。
モモは超さっぱり、ロースはさっぱり、みたいな。
ロースの方が脂身がついているからモモよりも少し柔らかくて少ーし甘味があるかな?
でも脂身が少ないからかなりさっぱりしています。
個人的にはしゃぶしゃぶにはモモほどさっぱりしすぎていないロースの方が好きかな。
赤身肉らしい味わいはモモの方が強いと思う。
ちなみにどちらの肉も加熱し過ぎると固くなるので注意(固くなる度合いはやはりモモの方が顕著)。

鹿しゃぶに合う野菜、個人的優勝は「セリ」
今回いろんな野菜を入れたけど、個人的に特に良かったのが、セリ。
これがめちゃくちゃ合う。
セリって結構クセのある野菜じゃないですか。
青々しい香りというか、独特の風味がある。
そのクセが鹿肉とちょうどいい。
鹿肉も牛・豚とは違う赤身肉らしい味があるので、セリくらい個性のある野菜と合わせても負けない。
むしろ、鹿+セリ=山のもの同士、みたいな妙な納得感がある。
ここに山椒醤油をかけたら、さらに山のもの祭(最強に美味しい、の意)
※セリは山だけのものではないらしい
ネギもかなり良かった。
思った通りだ。
やはり香りのある野菜を多めにするのが鹿しゃぶには合う気がする。
ただ、ミョウガは個人的には強すぎる?感じもした。
山椒醬油ではなくポン酢だと丁度いい気もしたので、とつけだれの組み合わせにもよるかも。
あ、あとミョウガだけはなぜか薬味的に生で食べていたからかもしれない。
次回はちゃんと加熱して食してみよう。
まぁ、どの具も美味しかったのよ結局。
だけども、あえて個人的必須の具ランキングをつけるなら、
- 1位: セリ
- 2位: 白髪ネギ
- 3位: きのこ(茶色いえのきが特にいい)
かな。
あとはもうお好みで!(適当)
今回試せなかったけど、次回は春菊を試してみたい。
もしくはだれか試して教えてくださいw
ところで、このサイトは写真に関する不手際が多いわけなんですが(ようは撮り忘れね)、今回も食べ始めに少し写真を撮ったらすっかり食べるのに夢中になってしまいまして…。
鍋全体にお野菜やきのこをいれた様子を撮り忘れちゃった。
まぁ、(寄せ鍋とかではなく)しゃぶしゃぶだからいいかとも思ったんだけど、楽しい雰囲気の写真も撮っておきたいなぁと思ったのです。
だからAIにお願いしたら作ってくれたので載せておきますね。
もはや意味不明だけど!
しゃぶしゃぶなので現実はもっと具材が方々に散った状態だったり、一度に全ての具を入れたりはしなかったのだけど、色合い的にはこんなイメージでした。
にぎやか!
AI凄いなぁ。。

つけだれ4種類を試してみた結果
今回試した4種類を個人的な好みで並べると、
山椒醤油 > 柚子胡椒 > ポン酢 > ごまだれ
でした!
1位:山椒醤油
圧倒的に好き。
醤油の旨み+山椒の香りが鹿肉の赤身と非常によく合う。
山椒の実も一緒に食べるとさらに良し。
2位:柚子胡椒
これもかなり合う。
鹿肉がさっぱりしているので、柚子の香りと唐辛子の辛味がアクセントになる。
香味野菜とも相性よし。
3位:ポン酢
普通にうまい。
安心と信頼のポン酢。
鹿しゃぶでも当然仕事をする。
さっぱり×さっぱりなので、いくらでも食べられそう。
4位:ごまだれ
これもまあうまい。
ただ、鹿肉の赤身そのものの味を楽しむなら、個人的には山椒醤油や柚子胡椒のような香り+塩味系のほうが好きだった。
ごまだれ自体の味が強いからかな?
とはいえこれは完全に好みです。
鹿しゃぶは「肉を食らう鍋」ではなく「滋味を楽しむ鍋」だった
食べ終わってみると、鹿しゃぶの良さは意外なところにありました。
鹿肉は、牛しゃぶや豚しゃぶと比べると脂が少なく、かなりさっぱり。
だから脂の甘みやコクという点では豚肉に軍配が上がると思う。
でも鹿肉には、鹿肉ならではの赤身の旨みがある。
そして脂が強すぎないから、セリやネギ、きのこ、大根、にんじんといった野菜それぞれの味もちゃんと楽しめる。
肉が主語の「肉!!!脂!!!うまい!!!」という派手な鍋ではない。
肉が野菜の力を最大限に引き出す、滋味深いしゃぶしゃぶ。
そんな印象でした。
これは鹿肉のかなり良い食べ方なんじゃないかな。
さいごに
鹿肉というと、
「ジビエ料理のお店で食べるもの」
「家で料理するならちょっと大変そう」
というイメージがあるかもしれない。
でも最初からしゃぶしゃぶ用にスライスされた鹿肉なら、話は別。
野菜を切る。
鍋に白だしと酒を入れる。
しゃぶしゃぶする。
以上!!
珍しいものを食べたい。
でも難しい料理はしたくない。
そんな日にちょうどいい。
そして今回の鹿しゃぶ、思った以上に野菜を美味しくたくさん食べられる料理だったのも嬉しい発見でした。
特にセリ・ネギ。
鹿しゃぶをやるなら、ぜひ入れてみて。
あと山椒醤油ね。
鹿+セリ/ネギ+山椒。
この組み合わせ、とっても気に入りました。
なんだか山奥で暮らしている人の食卓みたいになってきたけど、ここは都内某所の普通の家。
楽天市場でポチッっとして、鹿肉が1kg届いただけです。
なんて便利な世の中なのでしょう。
今回も大変美味しいごはんとなりました。
鹿さん、ありがとう。
冬になったらまた鹿しゃぶやろ。

